ダンベルの基本的な構造と種類について解説します。また、トレーニング目的別に適切なタイプを分類し、メリット・デメリットについても解説します。
ダンベルの構造
ダンベルはシャフト・プレート・カラーから構成されています。
シャフト
シャフトのグリップ部分でない両端部分、つまりウエイトプレートを差し込む箇所はスリーブと呼ばれています。
スリーブには直径28mmと直径50mmの2種類の規格があり、家庭用のダンベルとしては前者が一般的です。後者は、本格的なバーベルセットに付属する場合が多くオリンピックシャフトと呼ばれています。
カラー
スリーブに差し込んだプレートがずれないように固定する金具がカラーです。家庭用の多くはスリーブがネジ状になっており、カラーはそれに合わせて回転させて締め付ける構造になっています。
また、クリップ式のカラーもあり、このようなタイプはセット中にウエイト重量を変更するディセンディングセット法などの実施に便利です。
プレート
プレートにはシャフト規格にあわせて直径28mmタイプと直径50mmタイプとがあります。また、高重量のバーベル用のプレートは直径が長く扱いづらいため、ダンベル用に設計された厚くて直系の短いタイプがあります(主に5kgプレート)。
ダンベルの種類
アイアンダンベル
画像引用:Amazon
もっとも一般的なタイプで、メッキされたシャフトと焼付け塗装がされたプレートの組み合わせで、リーズナブルなのがメリットです。家庭で使用する場合、床や家具を傷つけやすく、錆も気になるというデメリットがあります。
男性の筋肥大・バルクアップトレーニング向きと言えるでしょう。
ラバーダンベル
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アイアンダンベルのプレート周りにラバーカバーがついたタイプで、床や家具を傷つけにくいのがメリットです。複数のプレートをつけた場合、ラバーカバーの厚みの分だけダンベルがかさばることがデメリットです。
男性の筋肥大・バルクアップトレーニング向きと言えるでしょう。
クロームダンベル
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アイアンダンベルにクロームメッキを施したタイプです。インテリア性が高いのがメリットですが、やや高価なことがデメリットです。
ダイエット系トレーニングに向いたタイプと言えます。
アーミーダンベル
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アーミーダンベルは表面がプラスチック加工されており、床や家具を傷つけにくく、また多角形構造をしているため転がりにくいのがメリットです。
同重量で比べた場合、従来のダンベルよりもかさばるのがデメリットです。
主に女性のダイエットトレーニング向きと言えるでしょう。
アジャスタブルダンベル
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目盛りを合わせることで、自動的に重量設定が可能なタイプで、わずらわしいプレート設定の必要がないことがメリットです。複雑な機能が追加されているためやや高価なことがデメリットになります。
男性・女性・トレーニング目的を問わずに使用できるタイプです。
さらに詳しい比較解説


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